論文を書く際の注意点5選|卒論や修論の研究倫理を解説

論文 社会科学
「論文を書くときに気を付けることって? 指導教授に卒論の書き方を調べろといわれた 論文のの書き方ってなんだか難しそうだな…」

こういった疑問に、日本学術振興会の大学院生向けEラーニングを修了した筆者が解説します。

結論

近年、STAP細胞の論文問題を始めとする信憑性の低い論文が顕在化され、研究者の研究倫理が厳しくなっています。研究とは信頼から成り立っていますが、自分が意図していないとしてもデータの捏造、改ざんを行ってしまっている可能性があります。ポイントは本記事にて解説します。

本記事の内容

1.チャンピオンデータだけを取らない

どんな実験でも値のいい結果と悪い結果、時には意味不明な結果が出てくると思います。
値のいい結果だけを記録してはいけません
悪いデータもとることで誰にでも再現可能にしなければなりません。また意味不明なデータが出た場合はデータを記録して、なぜ意味不明なデータが出たのかを論理的に説明しなければなりません

2.論文のリサーチクエッション(研究課題)は何かを明確にする

先行研究で不十分な点を指摘し、根拠(研究結果)をもとに答えを導きださなければなりません。またその研究は意味があることなのか、趣味で考えたら良いことじゃないのか、先行研究と何が違うのかなど、論文を作成する意義がなければなりません。

3.アンケートの方法や対象は気を付ける

いい加減に回答されたアンケート用紙、もしくネガティブな回答(利益相反)だからといって除外してはいけません除外するものはアンケート前の定義に従います。またアンケートを渡す相手を自分の知り合いに渡すのもよくありません。例えばアンケートを渡した人が大学の先輩であったら良いことを書こうと思うかもしれません。できるだけそういったバイアスがかからない人のアンケートを集計する必要があります

4.二次資料からの引用(孫引き)は極力避ける

論文や参考書を引用する場合は基本的には一次資料から引用しましょう。一次資料を読まないままだと、引用箇所がどのような主旨で書かれたかわからず、本来とは違う意図で孫引きされている可能性があります。

どうしても一次資料が手に入らない場合は二次資料からの引用であることを明記しましょう。

5.できるだけ引用文献は多くする

ある研究があると、それと反対の結論の研究があることがあります。例えばお酒は少量なら体に良いという研究もあれば、お酒は少しでも体に悪いといった研究もあります。引用文献は多ければ多いほどその論文の信憑性が増します逆に少ないとその著者のただの主張になります。できるだけ多くの論文、参考書、サイト、その他文献を参照しましょう。

6.二重投稿をしない

全く同じ内容の論文を、異なる雑誌に投稿した場合、二重投稿になります論文を複数提出すると、同じテーマで同じ結果が出てるので、信頼性のある論文と解釈されるのです。また出版社は投稿された論文の出版権を独占するため、複数の出版社に投稿されると、その出版権の問題にもなります。

日本語で論文を書き、日本の雑誌に投稿後に、英語で全く同一内容の論文を書き、英語の雑誌に投稿した場合も、二重投稿になります。

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