【簡単】2種類のSWOT分析を事例で解説

SWOT分析 経営
「SWOT分析って何? どうやって分析するの? SWOT分析を使った事例を知りたい 経営分析ってなんだか難しそうだな…」

こういった疑問に、MBA大学院生の筆者が解説します。

結論

SWOT分析とは自社の弱みや強みを把握して戦略を立てる経営分析のフレームワークです。事例は本記事で解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

SWOT分析とは

SWOT分析

SWOT(スウォット)分析とは経営学者ヘンリー・ミンツバーグが提唱した、経営分析のフレームワークで、強み(Strength)、弱み(Weekness)、機会(Oppotunity)、脅威(Threat)をそれぞれ表しています。

近年、SWOT分析は企業分析だけでなく、自己分析としても使われています。
ヘンリー・ミンツバーグは「戦略サファリ」という著書で有名で、「計画された戦略と試行錯誤による学びを蓄積で生み出される創発戦略の両方を組み合わせることが重要」としています。

SWOT分析の事例(鳥貴族)

鳥貴族のSWOT分析

まず、図の黄色い部分から考えます。
鳥貴族の強みは「安い」、「国産国消」、「店舗数が多い」、「Go To Eat 加盟店」となります
逆に弱みは「騒がしい」、「狭い」となります
機会は「Go To Eat 開始」があり、脅威は「コロナ」と「若者の酒離れ」があります

次に図の赤色部分を考えます。
ただ強み、弱み、機会、脅威をあげただけでは戦略になりません。
内部的要因(強み、弱み)と外部的要因(機会、脅威)を掛け合わせることで戦略を練ります。

内部的要因(強み、弱み)と外部的要因(機会、脅威)を掛け合わせることを「クロスSWOT分析」といいます。

初めに鳥貴族の強み(安さ)と機会(Go to eat 開始)を掛け合わせみます
安いものがさらに安く味わえるので、お金のない学生にアプローチすることはできないでしょうか。
例えば食べ放題飲み放題を学割で2,500円にします。するとGo to eatでポイントが1,000円貯まるので、実質1,500円で食べ放題飲み放題が可能です。
お金がなく、食べ盛りな学生にとってはすごく魅力的なプランだど思います。

2つ目に鳥貴族の強み(安さ)と脅威(若者の酒離れ)を掛け合わせみます。
安さを求める層は若年層が多いですが、若者の酒離れが問題となっており、安い居酒屋の売り上げは将来的に下がると予測されます。そこで、鳥刺しや宮崎地鶏等の少し贅沢品を導入する事で、若年層以外にもアプローチできないだろかと予測します。

3つ目に鳥貴族の弱み(狭い)と機会(Go To eat 開始)を掛け合わせみます。
Go To eatではポイント目当てで、1品しか頼まないお客さんも現れます。そこで回転率を上げる事を検討します。例えば長く滞在しているお客さんのお皿を片づけたり、「お席がいっぱいなので、相席をお願いしてもいいですか?」と尋ねてみたりすると、お客さんの回転率は上がるのではないかと推測します。

最後に弱み(狭い)と機会(コロナ)を掛け合わせます。
狭くてコロナ感染が不安というお客さんのために、飛沫防止のシートをテーブルの上に置いたり、食事ができるフェイスガードを導入したりすると、感染リスクを少し低減できます。

SWOT分析の欠点

【簡単】2種類のSWOT分析を事例で解説

SWOT分析の欠点は、人によって強み、弱み、機械、脅威の判断が変わってくるという点です。

例えば今のような「不況」は、100円均一のダイソーにとって「機会」ですか、それとも「脅威」ですか?
ダイソーは「リーマンショック」が起きた程の不況下(2008年)でも着実に売上高と店舗数を伸ばしていました。つまり、ダイソーにとって「不況」は脅威には無いという人もいます
出典:daiso_corporate_Pamph_1025 (daiso-sangyo.co.jp)

このようにSWOT分析は人によって判断が変わってくるので、SWOT分析をテーマにした論文や学術誌は少ないです。

↓さらにSWOT分析について知りたい方は↓

↓さらに経営分析のフレームワークについて知りたい方は↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました