【簡単】自殺した数学者や科学者7選

自殺した数学者や科学者7選 自然科学
【簡単】自殺した数学者や科学者7選

「自殺した科学者や数学者って誰? 科学者や数学者が自殺した理由を知りたい。 偉人伝って何だか難しそうだな…」

こういった疑問に物理学修士&MBAの筆者が答えます。

結論

自殺した数学者や科学者には「1.ボルツマン」、「2.ガルダノ」、「3.チューリング」、「4.ゲーデル」、「5.ベルガー」、「6.笹井芳樹氏」、「7.ハーバーの妻」がいます。詳細は本記事にて解説します。

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自殺した数学者や科学者7選

自殺した数学者や科学者7選

自殺した数学者や科学者には「1.ボルツマン」、「2.ガルダノ」、「3.チューリング」、「4.ゲーデル」、「5.ベルガー」、「6.笹井芳樹氏」、「7.ハーバーの妻」がいます。それぞれ解説します。

1.ジローラモ・ガルダノ

16世紀ヨーロッパの数学者は会計士という副業を持っており、数学の計算勝負に勝った数学者がより良い会計職にありつけたり、賞金をもらえたりしました。計算勝負とは3次方程式をいかに早く解くかという問題で、当時は3次方程式の解の公式も発見されておらず、多くの数学者は苦戦しました。しかし、タルタリアという数学者が解の公式を発見すると、連戦連勝。それを見たジローラモ・ガルダノ(1501-1576)はタルタリアに「3次方程式の解の公式を教えてくれ」と懇願します。あまりにもしつこかったので、タルタリアは根負けして「誰にも教えないこと」を条件にガルダノに教えました。するとガルダノは約束を破って、解の公式を載せた『偉大なる術』という本を出版し、今では3次方程式の解の公式をガルダノの公式と呼ばれるようになります。そんなガルダノですが、彼は医師、哲学者、数学者、いかさま賭博師、囚人といういろんな経歴をもっており、さらに占い師でもあったため、自分がいつ死ぬかを占ったことがありました。その後ガルダノは、その占いを的中させるために、占いで予言した日に自殺したのです。

2.ルードヴィッヒ・ボルツマン

エントロピーという物理的な概念を発展させた物理学者ルードヴィッヒ・ボルツマン(1844-1906)は、原子や分子の存在を仮定して熱力学第二法則(エントロピー増大則)を数学的に証明しました。しかし当時、原子や分子の存在は多くの科学者から否定されており、ボルツマンは原子や分子否定派の科学者(例えばオズワルトやマッハ)から批判されます。その批判に耐えきれなくなったボルツマンは病んでピストル自殺をしてしまうのです。

3.ハンス・ベルガー

ハンス・ベルガー(1873-1941)は人類で初めて脳波を測定した神経科学者です。第二次世界大戦中、ナチスからユダヤ人スタッフの解雇を求められ、ユダヤ人だった彼は職を失い、失意の中首つり自殺しました。

4.アラン・チューリング

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが開発したエニグマという暗号機で作成した暗号は、手当たり次第で解読すれば2000万年かかるだけでなく、毎日暗号を変更していたため、解読不可能とされていました。そこで数学者アラン・チューリング(1912-1954)は手当たり次第に暗号を解読するのではなく、高速の機械を使って解読する範囲を狭めていくという方法を取り、不可能といわれた暗号の解読に成功しました。その結果、戦争が2年早く終結し、1400万人の命が救われたとされています。しかし、当時この事実はトップシークレットだったため、アランは自分の功績を誰にも話すことができませんでした。さらにアランは戦後、同性愛者だとして有罪判決を下されます。またアランはホルモン治療を余儀なくされ、薬漬けの毎日に精神を病んで青酸カリを飲んで自殺しました。アランの死から59年後、アランが裁判で下された罪は「不等で差別的だった」として無罪になりました。

5.クルト・ゲーデル

世の中には証明できない問題が存在することを「不完全性定理」で証明したゲーデル(1906-1978)は精神疾患を患い、自分が毒殺されると思い込んで、妻以外の食事を食べませんでした。そのため妻が入院すると食事は一切食べなくなり、最後は体重30kgまで減り、飢え死にしてしまいました。

6.笹井芳樹

ヒトの受精卵を培養して得られたES細胞から、網膜の作成に成功した笹井芳樹氏(1962-2014)は、STAP細胞に関する虚偽の論文を発表をした小保方氏の指導教官でもありました。STAP細胞に関して不正が指摘されると論文は撤回されましたが、彼はその責任を追求され首つり自殺しました。

7.フリッツ・ハーバーの妻

フリッツ・ハーバー(1868-1934)は水素と窒素からアンモニアを作るハーバー・ボッシュ法を確立しました。アンモニアは化学肥料の材料になるため、当時食糧危機だったドイツにとってハーバーは英雄でした。また第一次対戦では塹壕戦という穴を掘ってその穴に隠れながら敵に攻撃をするのが主流だったのですが、ハーバーは空気より重い毒ガスを開発することにより、穴に隠れている兵士を効率よく殺す方法を開発しました。
その結果、多くの犠牲者を出します。それに耐えきれなくなったハーバーの妻は夫に研究を辞めるように懇願しますが、ハーバーはそれを全く聞き入れず、ついに妻は拳銃で自殺してしまうのです。
その後も、ハーバーが開発した毒ガスはナチスドイツが作ったユダヤ人を虐殺する施設「アウシュビッツ収容所」で使われ、多くの犠牲を出しました。

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