【簡単】ソクラテスとは|無知の知や悪について解説

ソクラテスとは|無知の知や悪について解説 哲学
【簡単】ソクラテスとは|無知の知や悪について解説

「ソクラテスって誰? 相対主義って何? 無知の知とは? 哲学って何だか難しそうだな…」

こういった疑問に経営学修士(MBA)の筆者が答えます。

結論

ソクラテス(BC.469~399)とは対話法(対話によって真理を探求する方法)を用いた哲学者です。詳細は本記事にて解説します。

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本記事の内容

ソクラテスとは

ソクラテスとは

ソクラテス(BC.469~399)とは対話法(対話によって真理を探求する方法)を用いた哲学者です。『ソクラテスの弁明』などの著書が有名ですが、ソクラテス自身は1冊も本を執筆しておらず、すべての著書はソクラテスの死後に弟子のプラトンやクセノボンなどが執筆したのです。ここではソクラテスの有名な「1.無知の知」や「2.ソクラテスにとって悪とは何か」について解説します。

無知の知

ソクラテスが活躍した当時はプロタゴラス(BC.485~410)の「相対主義」が議論の場で使われまくってました。相対主義とは「全体的な真理は存在しない、価値観は人それぞれ」ということです。プロタゴラスの時代は農耕により食糧自給が安定してきて、村は都市へとどんどん大きくなった時代で、都市が大きくなると、今まで出会ったことの無い人と出会うようになり、みんなそれぞれ価値観や神話が違っていました。例えば「カミナリは神様の怒りだ」という人もいれば、「カミナリは神様が悪魔を倒しているんだ」というように、いろんな意見がありました。そんな中プロタゴラスは「人間は万物の尺度である」と唱え、「人って主観で言ってるだけで、他の人からしたら違うかもしれないよね」といった主張が流行したのです。
そんな相対主義の時代に、「正しい事がないなんて、なんかヤバくね?」って考えたがソクラテスです。ソクラテスは相対主義的主張をする政治家に対して「今、正義と言ったけど正義って何?」と聞きます。すると政治家は「正義とはみんなの幸せのことだよ」と言い返します。さらにソクラテスは「じゃあ、幸せってなに?」と、政治家に質問責めをして、政治家が答えられなくなるまで繰り返します。
政治家が答えられない様子をみてソクラテスは「結局は何も知らないんですね(笑)」と皮肉を言い、反論を開始します。ソクラテスは別に政治家をディスりたいわけではなく、「脳死状態の相対主義ではヤバイだろ」と考えていたのです。そこでソクラテスは大衆に「俺も真理については何もわからないけど、みんな一緒に考えようぜ」と自分の無知をさらけ出しました。これが「無知の知」と呼ばれるものです。現在、無知の知は「無知なのに何でも知っていると思ってる人より、自分は物事を知らないと自覚している分、他人より自分の方が物事を知っている」と解釈されています。
その後、政治家から反感を買ったソクラテスは「若者を堕落させた罪」で死刑を言い渡されました。死刑執行までに逃げる事ができたソクラテスですが、逃げる事は自分の真理ねじまげることになるので、逃げずに死刑執行を受け入れました。ちなみにソクラテスは哲学者の中で有罪の判決を受けて死刑に処せられた最初の人とされています。

ソクラテスにとって悪とは何か

ソクラテスは「徳は知識である。従って悪っしき行為は無知によるのであって、何人もみずからすすんで悪をなさない」としました。つまりソクラテスに言わせてみれば、「私たちから見たら悪い行いでも、その人から見たら決して悪い行いではない」のです。
またソクラテスは死刑の際に「悪法も法なり」と言って毒杯を仰いだとされています。これは例え悪い法律であっても、廃止されない限り守らなければならないという意味なのです。

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