【簡単】ポジショニング戦略を事例と4つの方法で解説

ポジショニング戦略 経営
「ポジショニングって何? ポジショニングってどうすればいいの? マーケティング戦略ってなんだか難しそうだな…」

こういった疑問にMBA学生の筆者が答えます。

結論

ポジショニングとは消費者の脳内にある特別な場所に商品を位置づけることです。詳細は本記事にて解説します。

他社と比較して製品を提示する方法
出典:オックスフォード英英辞典

本記事の参考文献

本記事の内容

ポジショニングとは

【簡単】ポジショニング戦略を事例と4つの方法で解説

ポジショニングとは米アル・ライズとジャック・トラウトの共著「ポジショニング戦略」で提唱された新しい概念で、消費者の脳内にある特別な場所に商品を位置づけることです。例えば、スターバックスは「自宅でも仕事場でもない第三の場所」としてポジショニングに成功した企業です。

ポジショニングの方法

【簡単】ポジショニング戦略を事例と4つの方法で解説

ポジショニングの方法として、「1.ポジショニングは1番乗りを目指す」、「2.新商品は既存商品に対抗させる」、「3.ライン拡大はせず、余計なポジショニングは狙わない」、「4.ポジショニングするには何かを捨てる」があります。それぞれの詳細を紹介します。

1.ポジショニングは1番乗りを目指す

今では看板やテレビだけではなく、YoutuveやTikTokでも多くの広告を見るようになりました。しかし、大量の情報を流しても消費者に無視されるだけです。なぜなら、人は自分が興味があり、理解できるモノしか受付ないからです。そこで企業は顧客の脳内に最も刺さる情報を選びぬかなければなりません。
ここで問題です。
【問題1】日本で1番高い山は富士山ですが、日本で2番目に高い山は何でしょう?
【問題2】日本で1番広い湖は琵琶湖ですが、日本で2番目に広い湖は何でしょう?

【問題1】の答えは北岳で、【問題2】の答えは霞ヶ浦です。
1番は誰でも知っていますが、2番は知られていません。つまり、脳内に1番乗りすれば、ポジショニングすることができるのです。こうして確立したポジションは滅多に変わることはありません。
例えばお掃除ロボットルンバには類似製品が10種類以上あるにも関わらず、過半数のシェアを持っています。「お掃除ロボット=ルンバ」というポジショニングが行われており、どのライバル会社もルンバの牙城を崩すことができないのです。

2番手企業の戦略

1番にポジショニングできなった二番手企業は性能や品質を追究するのではなく、誰もやらない穴をさがさなければなりません。例えば、フォルクスワーゲンの「ビートル」は他社がやらない穴でした。
当時の米国自動車は「より長く、より低い車」ばかりでしたが、ビートルのような丸っこい車を「Think small」というインパクトのある広告で宣伝することで、消費者の頭の空いた部分にポジショニングすることができたのです。

2.新商品は既存商品に対抗させる形でポジショニングする

1900年初頭、日本に初めて始めて自動車が登場した時は、「馬なし馬車」と呼ばれた。この名前のお陰で、当時の人は「自動車(新商品)は馬車(既存商品)の代わりに使うモノなのだ」と理解できました。

3.ライン拡大はせず、余計なポジショニングは狙わない

ラインとは例えば自動車メーカーだったら、セダン、軽自動車、高級車、スポーツカー、ファミリーカーといった製品の種類で、このラインを拡大すると大抵のブランド力は低下します。
アイロボット社はお掃除ロボットだけ、ダイソンは掃除機と扇風機だけといったように、ラインを絞る必要があります。なぜなら、ラインを拡大すると消費者の頭に刻まれたポジションが消えるリスクがあるため、「ブランドを使って他の商品も売ろう」と考えはやめた方がいいのです。

4.ポジショニングするには何かを捨てる

万人受けを狙った製品より、ターゲット市場に絞って独占するほうが、強力なポジションを確立できます
「キリンラガービール」は長年トップのシェアでしたが、生ビールの「アサヒスーパードライ」に追い上げられました。そこでラガービールも生ビールに変更したところ、ラガー愛好家が次々と離れていって、アサヒビールにトップシェアを奪われました。

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