経営で使えるモチベーション理論5選

モチベーション理論 経営
「モチベーション理論って? 部下や子供のモチベーションを上げたい 経営学のモチベーション理論を知りたい 経済学の本って難しくてわからないな…」

こういった疑問にMBA学生の著者が答えます。

結論

モチベーション理論ではその人の「自律性」を高めたり、「裁量」を持たせることで上げることができます。詳細は本記事にて記載します。

本記事の内容

1.マクレランドの動機傾向

心理学者デイビット・マクレランドは人がどういう行動するとモチベーションが上がるかを、その人の 「動機傾向」によって決まるとしました。動機傾向は4つあり、それぞれを解説します。

達成動機傾向

何かを達成したいという思いが、モチベーションとなっているタイプです。
①個人的の成長に関心があるため、何事も自分でやることを望み、② 中程度のリスクを好み、③迅速なフィードバックを好む傾向にあります。

パワー動機傾向

パワー動機傾向 は、影響力を行使して、他者をコントロールしたいというタイプです。
①責任感のある仕事を好み、②.他者から働きかけられるのが苦手で、③競争が激しく、地位や身分を重視し、④成果よりも人望を得たり、他者に影響力を行使することにこだわります。

親和動機傾向

他者との交友関係を作ることがモチベーションとなっているタイプです。
①他社から好かれたいという願望は強く、②緊張状況では一人では耐えられなくなります。

回避動機傾向

リスクを避ける(失敗をしない)事がモチベーションとなっているタイプです。
①リスクを避け、堅実な仕事を好みます。②挑戦的な仕事を与えられるとパフォーマンスが下がります。

2.ハーズバーグの2要因説

ハーズ・バーグの2要因説

臨床心理学者であるフレデリック・ハーズバーグは社員はどのような要因で満足し、逆にどのような要因で不満足となるかを分析しました。表のように、達成や承認は高い満足を与え、逆に会社の方針や管理に関しては高い不満足を与える結果となっています。

3.アトキンソンの達成動機づけ理論 

人の動機づけやパフォーマンスと課題の主観的難易度との関係を示しました。
達成意欲=Ms × Ps × Is = Ms × Ps × (1-Ps)
• Ms:達成に対する動機の強さ(マクレランドの動機傾向)
• Ps:成功への期待値(確率)
• Is:成功にともなう誘因価値。1-Psと仮定。 (誰でも成功できる(成功確率が高い)ものは価値が低い)

結果として、人は中程度の難易度の時に最もパフォーマンスが高くなることを示しました。

アトキンソンの達成動機付け理論

モチベーションM=∑[E(e→P)×E(p→o)・V]
E(e→p):自身の努力(effort)で業績水準(perfomance) を満たすことが出来るという期待
E(p→o):その業績水準がある結果(outcome/端的には 報酬)をもたらすという期待
V:結果の誘意性(valence)
Σ:さまざまな観点からの結果評価があり、その和がモチベーション

4.ヴルームの期待価値理論(モチベーション理論)

ヴルームの期待価値理論(モチベーション理論)

∑[E(e→p)×E(p→o)・V]

Σ(シグマ)がでてきてややこしそうに見えますが、要するに「努力が成功をもたらす期待×成功の価値」がモチベーションだとヴルームは述べています。

E(e→p):自身の努力(effort)で業績水準(perfomance) を満たすことが出来るという期待
E(p→o):その業績水準がある結果(outcome/端的には 報酬)をもたらすという期待
V:結果の誘意性(結果の魅力の度合い  )
Σ:さまざまな観点からの結果評価があり、その和がモチベーション

5.アダムスの公平(衡平)理論

アダムスの公平(衡平)理論 はモチベーションの要因の中で特に「報酬」に着目した理論です。
人は他人と比較して頑張っているのに報酬が少ない時はモチベーションが下がるという理論です。

自分の得た報酬 /自分の貢献 =比較他者の得た報酬 /比較他者の貢献

上記の等式が保たれるように、自分の行動(貢献)を調整する。

モチベーション・ポテンシャルスケール (MPS)

モチベーション・ポテンシャルスケール

対象としている業務が、そもそもどの程度、人を動機づ ける「魅力」を持っているか。
実際に動機づけられるかは、本人の成長欲求の強さとの掛け算になる。

職務拡大

受け持つ業務を作業単位で増やしていく方法

  • ジョブローテーション
  • 多能工化
  • 職務充実

ゆだねる権限を拡大させていく方法

  • 言われた通り作業をさせるのではなく、個々人の判断のもとで仕事を組み立てるのを認める
  • セル生産方式

さらに経営学の知識について知りたい方はプロダクト・ミックスの事例を2つの事例で解説
さらにMBAの知識について知りたい方はMBAの講義内容

コメント

タイトルとURLをコピーしました