仕事をミスなく早くこなせる人の脳科学5選

仕事をミスなく早くこなせる人の脳科学 ビジネススキル

「仕事をミスなく早く人はどういう脳をしているんだろう? あの人は頭がいいから仕事が早くてもミスしないの? 仕事を早くミスしないコツを脳科学的に知りたい 記憶力を上げたい 脳科学ってなんだか難しそうだな…」

こういった疑問に、元外資系営業マン、経営学修士(MBA)の筆者が脳科学的に解説します。

結論

ミスしやすい時間帯を避け、日ごろからワーキングメモリを向上させると、脳科学的に仕事をミスなく早くこなせます。詳細は本記事にて解説します。

本記事の内容

仕事をミスなく早くこなせる時間帯

仕事をミスなく早くこなせる時間帯

皆さんもご存じの通り、朝が一番集中力が高く、その後集中する(脳疲労する)につれて集中力は低下します。
休憩すれば少し回復するものの、重要な仕事は朝にやるべきです。特に午前6時~午前8時までは「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ最も集注力が高いです。例えば重要な見積書を作成前日に完成させて、次の日の朝に確認して提出することは非常に有効です。さらに「脳のゴールデンタイム」は余計な情報を入れないことで延長可能です。なので午前6時~午前8時まではテレビやスマホを見ないことをオススメします。
逆に最もミスが多い時間帯は午前3時~午前5時です。例えば、チェルノブイリ原発事故やスペースシャトル「チャレンジャー号」爆破事故はこの時間帯の作業が原因で起こったそうです。
ちなみに「はたらこねっと」が行ったアンケート調査では「月曜日」、「14時~17時の間」が最もミスが多いという結果が出ました。はたらこねっとhttps://www.hatarako.net/pr/2014/1224/

ストレスを溜めない

ストレスを溜めない

慢性的なストレスが原因でノルアドレナリンが低下します。ノルアドレナリンが枯渇すると「鬱」状態なります
「鬱」の初期状態からミスが増え始めます。
また慢性的なストレスが原因で前頭前野(集中力と関係する脳の部位)の血流が悪くなります。
ストレス管理をする事はパフォーマンス維持にもつながります。

ワーキングメモリを鍛える

ワーキングメモリを鍛える

ワーキングメモリとはその時に意識に上っているモノゴトや計画な どの情報、思考のために一時的に呼び起した知識を保持している記憶です。18秒で80%の内容が忘却されます
一度に覚えられるチャンク(意味のかたまり)は7±2チャンクで、例えば数字の羅列は7桁が限度です。しかし1.41421356(一夜一夜に人見ごろ )といった語呂合わせの場合は7桁以上覚えられます。ワーキングメモリ(短期記憶)が減ってしまうとミスをしたり、作業効率が悪くので、下記の習慣でワーキングメモリは常に増やすことが大切です。

  • 睡眠を7時間以上取れている
  • 運動をする
  • 自然に触れる
  • 読書をする
  • 脳を使う(記憶する、演算をする)
  • 瞑想をする

寝る2時間前の行動を考える

寝る2時間前の行動を考える

細胞、臓器の回復、免疫力の増強、がん細胞の除去は睡眠時の「副交感神経優位」の状態で行わるため、睡眠2時間前は「交感神経優位」→「副交感神経優位」に切り替えなくてはなりません。そのためには、以下のような悪習慣は控えましょう。

忙しく過ごす

忙しく過ごすと交感神経優位の状態になります。溜まってる仕事は明日の朝のゴールデンタイムに行いましょう。

不安や心配なことを考える

心配事があると、睡眠効率が悪くなります。不安や心配なことは誰かに相談したり、ノートやLINEの一人グループLINEで箇条書きにして吐き出しましょう。

ゲーム、スマホを触る

ついついやりがちですが、ゲームやスマホも交感神経優位な状態になります。また朝のゴールデンタイムに余計な情報を入れるのはもったいないので、スマホは明日のゴールデンタイムが終わってから使いましょう。

食事をとる、お酒を飲む

最近では3食とる必要はない、お酒は少量でも体に悪いといった論文が主流になっています。そのため、寝る2時間前だけでなく、普段からよく食べてよく飲む人は食生活を見直す必要があります。
アルコールは睡眠を促進しますが、それを分解した時に発生するアセトアルデヒドは脳が興奮する作用があるので睡眠の質が悪くなります。またカフェインやタバコも寝る前に摂るのは止めましょう。

スマホ、電子タバコ、エナジードリンク(モンスターやレッドブル)はまだ10数年の歴史しか無く、長期的(30年、40年)で見るとどのような悪影響があるかわからないので、科学的にはそれらの多用はやめた方がいいです。

記憶力を上げる

記憶力を上げるには「1.繰り返す」、「2.覚える量を減らす」、「3.イメージ化+身体の上から順番に割り当てる」、「4.本の内容の記憶する方法」があります。それぞれ詳細を解説します。

1.繰り返す

記憶力を上げるには繰り返す

記憶は脳細胞の数ではなく、神経細胞の繋がり「神経回路」の数であり、「神経回路」の数は歳を重ねる毎に増えます。つまり、歳を重ねるにつれて記憶力は良くなるのです。
つまり特殊な人を除いて、もともと記憶力が良い人はいません。また年齢を重ねるにつれて記憶力が悪くなるのも嘘です
「歳を取って記憶力が悪くなった…」という人は、昔、記憶するのにどれだけの労力を使ったか(繰り返したか)を気づいていないだけなのです。
例えば子供の頃は何回も同じ漫画やアニメを見たと思いますが、大人になると繰り返して見る回数が減ります。
このように記憶力は繰り返すことで向上します。初対面の人の名前を積極的に呼んでみたり、今日は〇〇さんと商談したと日報につけたり、名刺にその人の特徴を思い出して書いてみるなどしてみましょう。

2.覚える量を減らす

記憶力を上げるには覚える量を減らす

早速ですが、今から記載する数字を10秒で覚えて下さい。

「3793451」

ほとんどの方が記憶できると思います。それでは再び今から記載する数字を10秒で覚えて下さい。

「13896284257」

ほとんどの方が苦戦、もしくは記憶できないと思います。これはワーキングメモリと呼ばれる短期記憶を利用したもので,この記憶をフルに活用する為には数字の暗記を7個までにする必要があります

ワーキングメモリは「睡眠を7時間以上取れている」、「運動をする」、「自然に触れる」、「読書をする」、「脳を使う(記憶する、演算をする)」、「瞑想をする」ことで性能が向上します。

3.イメージ化+身体の上から順番に割り当てる

記憶力を上げるにはイメージ化する

例えば次の単語を順番に1分以内に暗記して下さい。

{フライパン、自転車、みかん、東京ドーム、橋、ボールペン、スマホ、ライオン、塵取り、地図}

かなり難しと思います。次にこれらを身体のパーツを割り当てて強烈なストーリーを作ります

例えば
「頭をフライパンで殴られ流血した」
「額に自転車の絵を描いた」
「目の代わりにミカンを取り付けた」
「鼻の穴が東京ドーム3つ分の広さ」
「口から橋本環奈が出た」
「あごにボールペンで髭を書いた」
「のどにスマホが詰まって苦しい」
「胸をライオンに引っ掻かれた」
「腹の中の異物を塵取りで回収した」
「足の形とイタリアの地図は似ている」

すると頭から足までのパーツと単語がリンクしていて、簡単に覚えられると思います。あくまで上記は例なので、体のパーツが入った強烈なストーリーを自分なりにつくると、10個くらい単語が覚えられるのです。

4.本の内容の記憶力

本の内容を記憶する方法

本の読み方は「タイトルを覚える」→「目次の「章タイトル」を覚える」→「気になった章の「小見出し」を覚える」→「その章の太字を見る」→「その章の本文を読む」です。
基本的に本は全部読まなくていいです。筆者は今まで1000冊以上の本を読みましたが、全部が重要な内容が書いている本に出合った事は無いです。読み飛ばして重要な内容を見逃してしまうリスクより、途中で飽きて全く読まなくなるリスクを避けたほうがいいです。
「2.覚える量を減らす」でも記載したように、読み飛ばすと情報量が減り、記憶力が向上します。また「1.繰り返す」でも記載したように、本を何回も繰り返し読み返すと記憶量が向上するので、重要な本は何回も読みましょう。ちなみに本を読んだ後はAmazonレビューに内容をコメントしたり、友達にしゃべったりすると長期記憶に残りやすいのでオススメです。

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