【簡単】幸せとは何のか|幸福を哲学や心理学で解説

幸せとは何のか|幸福を哲学や心理学で解説 心理学
【簡単】幸せとは何のか|幸福を哲学や心理学で解説

「幸せって何? 哲学的な幸せとは? 幸せについて研究が知りたい 男女間で幸せが違うって本当? 世の中で最も不幸な人は誰? 幸福論って何だか難しそうだな…」

こういった疑問に経営学修士MBA兼物理学修士の筆者が答えます。

結論

幸せとは何のかについては紀元前から議論されてきました。そんな幸せについて、哲学、心理学、社会学の観点から解説します。詳細は本記事にて解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

幸せとは

【簡単】幸せとは何のか|幸福を哲学や心理学で解説

幸せとは何のかについては紀元前から議論されてきました。そんな幸せについて、哲学、心理学、社会学の観点から解説します。

幸せに関する哲学

キュニコス派と呼ばれる学派は「何かを所有すると、いつ他者に暴力で奪われるかがわからない」として、「何も持っていない状態で幸せと感じられる状態」を幸だと唱えました。一方ストア派は理性をしっかり持って、規律正しく生きることが幸福になる方法だと考えました。
そんな中、哲学者エピクロス(紀元前341年~271年)は「飢え、渇き、寒さ、暑さ」などの苦痛がない状態が幸せだと唱えました。

幸せに関する心理学

アメリカの心理学者アブラハム・ハロルド・マズローは人間が欲求を満たしたら、もっと高い次元の欲求が現れるので、人間の欲求が満たされることはないとしました。つまり人間は完全な幸せにはなれないのです。
またカルフォルニア大学の研究では、同じ家庭で育った一卵性双生児(遺伝子特性が同じ双子)と別々の環境で育った一卵性双生児を調査することで、「幸せが遺伝によるものなのか、環境によるものなのか」を分析しました。分析の結果、幸せの50%が遺伝であり、40%が「自分から積極的に行動したかどうか」で決まり、残りの10%が人間関係、お金、健康でした。ここで重要なのが、行動して成功したかどうかではなく、行動することそのものなのです。

人間は幸せに鈍感

ノースウェスタン大学の「宝くじ高額当選者の幸福度調査」では、当選者の半数は当選時にしか幸福度が上がらず、6カ月後にはほぼ全員が当選前の幸福度に戻っていました。
その他の研究では、新しいアパートに引っ越したうれしさは平均3カ月で色褪せ、給料が上がった喜びも半年で消失し、好きな相手と恋仲になった幸せも6カ月で薄らぎ、およそ3年でベースラインに戻るという研究もあります。 つまり人は幸せに鈍感な生き物なのです。

男女間の幸福度

イギリスの女性公務員25,000人を対象に、幸福度調査を行ったところ、90年代以降、女性の公務員を増やすほど女性の幸福度が下がっていくことがわかりました。ちなみにその間、男性の幸福度は一定でした。これは男性は「競争に勝つこと」に満足を感じ、女性は「家庭に属すること」に満足を感じるという、遺伝的に男女間で幸福の優先順位が違うことが原因とされています。

世の中で最も不幸な人

アフリカのマサイ族と豪邸やプライベートジェットを持っているアメリカの大富豪では、人生の満足度がほぼ同じくらい高いことわかっています。なぜなら人の脳は貨幣の多寡で幸せを感じられるように設計されておらず、他人と比べて相対的に幸せを感じられるよう設計されているからです。むしろ資産100万ドル以上の富裕層では、資産が問題を増やしていると考えているのです。またマサイ族はアメリカの大富豪並みに幸福度が高く、その理由はみんな同じ暮らしをしていて格差が小さく、役割を与えられていて承認が得られるからなのです。逆に幸福度が低いのは、ロサンゼルスなど都市部のホームレスです。彼らはインドのスラムで暮らす人たちより遥かに満足度が低いです。なぜなら裕福な都会で一人だけ貧しいという考えが、計り知れない絶望的を生んでいるからです。このことからいかに幸せが相対的なものかがわかります。

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