こういった疑問にMBA学生の著者が答えます。
結論
目標設定理論とは心理学者E.A.ロックが提唱した、人は目標が設定されると頑張るという理論です。詳細は本記事にて解説します。
本記事の内容
目標設定理論

目標設定理論とは心理学者E.A.ロックが提唱した、人は目標が設定されると頑張るという理論です。
目標が設定されると、その達成に向けて①関心と行動を方向付ける②活力を掻き立てる③努力の継続を促す④目標達成に向けた適切な戦略を立てさせるなど、目標を立てただけでモチベーションがアップします。
ロックとレイサムの高業績サイクル

高業績体質方法として、まず自分はやれるという自信があり、挑戦的な目標を設定します(職務の要請)します。すると仲介変数(努力や戦略)が決まり、調整変数(フィードバックを通して戦略の練り直す等)を通して、アウトプットが生まれます。その後は報酬と満足が得られ、職務の要請に戻ります。
高業績サイクルの実践におけるチェックリスト

- その人にとって価値のある目標はなにか?
- その目標を達成するのに、その人が持つ自己効力感(自分には課題をうまく遂行できる という自信)は高いか、低いか?
- その課題は「成長を促す」ものか?
- 能力の欠如、価値ある目標の達成を妨げているか?
- その人はタイミングよく業績のフィードバックを受けているか?
- 状況的制約があるか?
- 効果的に実行するのに必要な戦略を知らされているか?
- その人は報酬が高業績を条件としていることを理解しているか?
- その人は報酬を受け取った結果、満足しているか?
- その結果として、その人は新しい課題や目標を受け入れる意思があるか?
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