【簡単】日本が破綻しない理由3選を経済学で解説

日本が破綻しない理由3選を経済学で解説 経済

「日本は借金1,200兆円なのに、なぜ破綻しないの? 日本がハイパーインフレに可能性は? 日本の金利が高騰しない理由を知りたい。 経済学って何だか難しそうだな…」

こういった疑問に経営・経済学修士(MBA)の筆者が答えます。

結論

日銀の株は政府が50%以上もっているので日本は破綻することはありません。詳細は本記事にて解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

日本が破綻しない理由3選

日本が破綻しない理由

日本の国債発行額は1,200兆円で、GDP比で見ると2.5倍の世界ダントツ1位であり、経済成長率も先進7カ国で最下位です。しかし日本は破綻しません。日本の破綻のシナリオには「1.債務不履行」、「2.ハイパーインフレ」、「3.金利の高騰」がありますが、それぞれの解説します。

日本政府が債務不履行にならない理由

債務不履行とは、政府が発行した国債(国の借金)を返済出来なくなった状態です。例えば2012年にギリシャがユーロ建ての国債を返済できなくなり(債務不履行になり)、財政危機に見舞われました。
しかし、日本の政府が発行する国債は、すべて円建てであり、日本政府は円の発行権をもっています。つまり、政府は国債を返すための円を政府の意思でいくらでもつくることができるので、それを返済に当てれば債務不履行にはならないのです。
逆にギリシャは日本政府とは違って、ユーロ建てで国債を発行しており、ギリシャ自身にユーロの発行権がなかったために、財政危機に陥ったのです。
また円が固定為替相場制じゃないと債務不履行にはなりません。昔の日本は1ドル360円と為替が固定されている固定為替相場制を採用していました。固定為替相場制は1ドルが360円と政府が無理やり固定しているのです。例えば円安になると政府は外貨準備金を使ってドルを買って円の価値を元に戻そうとします。しかし外貨準備金が底をつけば、外貨建ての国債を発行しなければならないのです。外貨建ての国債を発行すれば先ほど説明した2012年のギリシャのような状態になりかねません。しかし、現在1ドル約110円であり、その為替が日時によって異なる変動為替相場制が採用されているので、日本が外貨建ての国債を発行して債務不履行に陥る心配はないのです。
ちなみに政府が確固たる意志で返済を拒否しても、債務不履行になりますが、それはファンタジーの世界でしょう。

日本がハイパーインフレにならない理由

ハイパーインフレとは物価が急騰して、100万円でパン1個しか買えないような状態です。例えば第一次世界大戦後のドイツやムガベ政権下のジンバブエはハイパーインフレに見舞われました。しかし、これらのハイパーインフレは戦争・内戦・ 革命などえ自国の供給力が破壊され、極端な供給不足となって初めて引き起こされるのです。
日本はハイパーインフレどころか長年デフレ傾向にあり、日本の国債発行額は1,200兆円でも変わっていません。もし日本がハイパーインフレになるとしたら、前代未聞の災害が起き、それを政府が放置して供給力を破壊した時くらいなのです。

日本の金利の高騰しない理由

国債の信用が極端に低下すると、その国の国債金利は急騰します。例えば2012年のギリシャ財政危機では、長期金利が40%以上急騰しました。
逆に日本は、世界で最も低い長期金利水準である約0.05%を推移してきました。つまり、日本国債は、信用があり、たくさん買われていることなります。また日本の金利が低い理由は信用があるからだけでなく、デフレだからです。デフレとは需要不足で、お金を借りてまでモノを買う人がいない状態です。そのため金融機関は お金を貸すのではなく、国債を買うしか資金の使い道がないのです。
日本の金利が高騰させるには、例えば「日本はもうすぐ財政破綻するぞ」というフェイクニュースを流し続け、それを市場に信じさせ、国債の信用を下げる方法があります。しかし、日本銀行が量的緩和政策を行う(銀行から国債を大量に買う)と金利は下落するので、いずれにせよ金利の高騰は収束し、低金利状態に戻るのです。

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