コア・コンピタンスの事例30選

コア・コンピタンス 経営
サラリーマン「コア・コンピタンスって何? 有名な会社はどんなコア・コンピタンスがあるの? 経営学はなんだか難しそうだな…」

こういった疑問に、MBA大学院生の筆者が解説します。

結論

コア・コンピタンスとは他の企業ではマネできない自社の強みです。詳細は本記事にて解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

コア・コンピタンスとは

コア・コンピタンスとは

コア・コンピタンスとはロンドン・ビジネススクールのゲイリー・ハメルとC.K.プラハラードが、著書「コア・コンピタンス経営」で提唱した、他の企業ではマネできない自社の強みです。
「コア」は中核、「コンピタンス」は能力という意味で、中核となる能力を表しています。

著書「コア・コンピタンス経営」とは1995年、米国の長い低成長から脱却するために日本企業を分析して「自社の強みを磨き、未来を開け」という結論を書いた本である。

ハメルとプラハラードが提唱するコア・コンピタンスの事例

ハメルとプラハラードが提唱するコア・コンピタンス

ハメルとプラハラードはコアとなる技術と顧客の利益を組み合わせたものがコア・コンピタンスで、これが強い製品を生み出すとした。例えばソニーの小型化技術、シャープの液晶技術、ホンダのエンジン技術がコア・コンピタンスに該当します。

日本の有名企業のコア・コンピタンス一覧

企業名主なコア・コンピタンス
トヨタ自動車サプライチェーン、トヨタ生産方式
NTTドコモ通信技術および設備
キーエンスFA機器用センシング技術、ファブレス
ソニー軽量化、小型化技術
ファーストリテイリングサプライチェーン、PB
任天堂ファブレス、キャラクター
中外製薬抗体改変技術
日本電産駆動技術
信越化学工業電子材料製造技術
第一三共創薬技術
ダイキン工業空調技術
オリエンタルランドテーマパーク設備、ライセンス契約
エムスリー医療系プラットフォーム
ホンダエンジン技術
花王化学技術

世界の有名企業のコア・コンピタンス一覧

企業名主なコア・コンピタンス
アップルロゴ、囲い込み技術
マイクロソフトOS開発技術
アマゾンビッグデータ、物流
グーグル検索エンジン
フェイスブックSNSサービス
テスラカリスマ経営者、EV製造技術
アリババビッグデータ、投資
TSMC半導体製造技術
ビザネットワーク外部性
J&J創薬技術
ウォルマートEDLP
P&Gマーケティング戦略
ディズニー著作権
アドビソフトウェア開発技術
コムキャスト通信技術

コア・コンピタンス経営の成功と失敗

コア・コンピタンス経営の成功と失敗

【成功例】ユニ・チャーム

ユニ・チャームは2002年に業績が悪化したため、自社のコア・コンピタンスを見直し「不織布吸収体の加工・成型技術(コア技術)により、清潔・衛生・新鮮な快適環境を提供すること(顧客の利益)」と定めました。そしてこのコア・コンピタンスを活かせる5つの事業に集中し、生かせない事業は売却or撤退した結果、ユニ・チャームはグローバル企業へと成長した。

【失敗例】シャープ

逆にシャープはコア・コンピタンス経営を誤りました。液晶テレビメーカーである事に固執し、コア・コンピタンスである液晶技術への投資を怠ったからです。液晶テレビが衰退すると、次のヒット商品を生み出せず、現在は台湾フォックスコン・テクノロジーグループの傘下となっています。

ドラッガーのコア・コンピタンス

ドラッガーのコア・コンピタンス

ドラッガーは「使命」、「強み」、「市場性」の3つか重なる分野がコア・コンピタンスだと言っています。「使命」とはその事業でわくわくするかどうか、「強み」はNo.1になれるかどうか(例えば地域や業界でNo.1になれるか)、「市場性」はその事業をやって売上を確保できるかどうかをそれぞれ意味しています。

ドラッガーは「実践なき理論は空虚であり、理論なき実践は無謀である」という名言を残しています。経営理論について、有名な経営者たちはどのようにコメントしているかを知りたい方はMBAを取得している有名人10選

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