
サラリーマン「ビジネスで使える心理学ってないかな? 最近やる気でないな… なんで都会の人ってあんなに冷たいんだろ…」
こういった疑問に、経営学修士(MBA)の筆者が解説します。
結論
都会の人が冷たい理由は「都会は情報量が多いため、できるだけ無駄な情報を排除しようとするから」です。詳細は本記事にて解説します。
本記事の内容
人をやる気にさせるビジネス心理学

パブリック・コミットメント
パブリック・コミットメントとは、モチベーションが下がっている人に「〇〇を何月何日までにやる!」と宣言させて、その人がやらざるを得なくなる心理学です。やる気のない社員がいたら会議の場で宣言させる事も有効です。
リンゲルマン効果
リンゲルマン効果とは綱引きをする際に、綱を引く人数が増えれば増えるほど、手を抜く人が現れるという現象です。
ちなみに、手を抜く人をフリーライダー(タダ乗り)と言います。
選挙に行かない人、授業をさぼって友達に後でノートをコピーさしてもらう人は、全員フリーライダーです。
フリーライダーを無くすには一人で行動させる、もしくは仕事に使命感を持たせることが重要です。
自分をやる気にさせるビジネス心理学

自己効力感を引き出す3つの事
達成体験
資格を取る、営業目標を達成するなど、規模の大小問わず成功体験を得る事が最も重要です。
代理体験
成功者のプレゼンを聞いたり、他人が表彰されているのを見ることで「自分にもできるかも!」というモチベーションになります。
他人からの説得
「おまえならできる!」と、他人から説得をされれば「自分にもできるかも」と思うようになります。例えば 松岡修造さんの激励動画でモチベーションが上がるのは、これに該当します。
人に過大評価されるビジネス心理学

ハロー効果
ハロー効果とは肩書や見た目で他人を実力以上に評価してしまうことです。例えば「無能そうなあの人が、東大卒ということを知って、見る目が変わった」なんて話はハロー効果によるものです。
ハロー効果の実験
アメリカの心理学者シンガーは複数の大学教授に192人の女子学生の外見を評価してもらいました。すると高評価だった女子学生の学業成績は良いことがわかりました。ハロー効果により、美人の女性は実力以上に評価されていることがわかります。
ハロー効果をビジネスに応用すると、男性は面接や客先に行く場合、背の高い人ほど優秀に見られるため、シークレットシューズを履いた方が良いです。
番外編「なぜ都会の人は冷たいのか」

東京や大阪の人は、地方の人に比べて冷たいとよく言われます。
筆者がニューヨークとロスに留学に行った時、ニューヨークの人は冷たかったです。
これは「過剰負荷環境」という心理です。
「過剰不可環境」とは心理学者ミルグラムが提唱した、人間にはたくさんの情報の中から必要な情報だけを得ようとするという心理です。
都会の方が情報量が多く、余計な情報を無視しようとする結果、「都会の人は冷たい」という現象が起きるわけです。
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