【簡単】バブルとは|バブルの事例4選

バブルとは|バブルの事例4選 経済

「バブルって何? バブルを事例で知りたい。 ミシシッピ計画とは? 南海泡沫事件って? チューリップ・バブルについて知りたい。 日本のバブルは? 経済学って何だか難しそうだな…」

こういった疑問に経営学修士(MBA)の筆者が答えます。

結論

バブルとは、物や金融商品(株や金銀など)の価格が上昇することで、大衆が投機目的で購入を始めるため起こる、物や金融商品が本来の価格より遥かに高い価格で取引される現象です。詳細は本記事にて解説します。

本記事の参考文献

本記事の内容

バブルとは

バブルとは

バブルとは、物や金融商品(株や金銀など)の価格が上昇することで、大衆が投機目的で購入を始めるため起こる、物や金融商品が本来の価格より遥かに高い価格で取引される現象です

バブルの事例4選

バブルの事例4選

人類が経験した3つのバブルである、「1.ミシシッピ計画」、「2.南海泡沫事件」、「3.チューリップ・バブル」、「4.日本の不動産バブル」を解説します。

1.ミシシッピ計画

ミシシッピ計画とは16世紀のフランスでに起こった「豊富な貴金属がに眠っているアメリカとの独占貿易権を与えられたミシシッピ会社が莫大な富をもたらす」という投機話から起こったバブルです
スコットランド人のジョン・ローは、父の死後、莫大な遺産が入り、ロンドンに出てギャンブル三昧な日々を送っていました。しかしジョンは女遊びが原因で決闘騒ぎを起こし、相手を射殺してしまいました。その結果、国を追放されたジョンはフランスにたどり着き、そこでの賭場でオルレアン公爵(ルイ5世の摂政)と出会います。
当時のフランスは、先代の国王ルイ1世時代の浪費と腐敗で、国家財政が破綻寸前まで追い込まれていました。そこでジョンは弁舌巧みなジョンは公爵に気に入られた後、「紙幣は金銀の保有量を超えて発行できる」という紙幣の利点を公爵に伝えました。
当時の紙幣は、金銀との交換を保証する「預り証」として作られており、銀行に金銀を預ける代わりに紙幣を受け取ると、それが貨幣として使えることができたのです。ジョンはこの紙幣を金銀に換えろなんて言いに来る人はほとんどいないことから、いざとなったら金銀の裏付けのない紙幣を発行すれば、お金を無限に増やせると考えたのです。
「金銀の裏付けのない紙幣を発行する銀行家は、万死に値する」とジョンは宣言して、金貨銀貨との交換保証を約束が約束されました。それが信用されてフランスでは紙幣が流通し、財政は改善に向かったのです。
フランスの財務改善で信用を得たジョンは「フランスの植民地だったアメリカのルイジアナとの独占貿易権を有する会社「ミシシッピ会社」を設立する」という「ミシシッピ計画」を実行します。 当時アメリカには豊富な貴金属がに眠っているとされており、その独占貿易はさらにフランスの財務を潤沢にできると考えたのです。摂政からも国民からも信頼されたジョンの事業計画に国民は熱狂して、東インド会社も吸収するなど、事業規模はどんどん拡大していきました。さらに株式の新規発行も行われた上に、ジョンは、年間9%の高配当を約束したのです。
そうなると貴族、庶民、議員といった多くの国民が少ない発行株式を求めてジョンの自宅付近に群がり、紙幣を株に換えては喜びました。
株式売買がここまで活発になりもっと紙幣が必要になると、財政に無知な公爵は「紙幣のおかげで経済がここまで良くなったんだから、それが増えればもっと良くなるだろう」と考え、交換保証のない紙幣を刷り続けました。
しかしある貴族がジョンへミシシッピ会社の新株購入をお願いしたところ断られたため、腹いせに巨額の紙幣を金銀と換金しました。さらに同じ理由で不満を抱く者がそれを真似し始め、こういった動きに敏感な株式仲買人も紙幣を換金して外国に送ったのです。
こうなるとフランス中の金銀といった貴金属がどんどんとイングランドやオランダへ流出し、株価が暴落、つまりバブルは崩壊したのです。

2.南海泡沫事件

南海泡沫事件とは16世紀のイギリスで「無尽蔵にあるとされる金銀が眠っているとされる南米や太平洋諸島との独占貿易権を与えられた南海会社が、で莫大な富をもたらす」という投機話から起こったバブルです
当時のイギリス人はジョン・ローの「ミシシッピ計画」を知っていたにも関わらず「フランス人と違ってイギリス人たちは賢いから大丈夫だ」という思いから、国内を楽観論が支配したのです。
ただし、ミシシッピ計画と違う点として①南海会社が株価を吊り上げるための工作(楽観論や噂話の流布など)をしたこと②その根拠のない儲け話を具体化するふりをしたサギ会社(これらの会社を「泡沫会社 〈バブル〉」という)が複数設置されていたことがあげられます。これらサギ会社も株式を発行し、カモが株を買った翌日には、会社ごと消えるということがしょっちゅうあった。
南海会社の社長を含む株価の異常な急騰ぶりに不安を覚えた人々が利益確定の売りに出始めた頃、バブル崩壊に向かいました。

3.チューリップ・バブル

チューリップ・バブルは16世紀に、当時オランダでは珍しかったチューリップの価格が高騰したことから起きたバブルです。
16世紀の中頃、コンスタンチノープルからオランダへチューリップが入って入ってきて、この珍しくも美しい外来種の植物にオランダ人は熱狂しました。アムステルダムの富裕層はコンスタンチノープルから直接球根を取り寄せては、法外な値段で購入しました。やがてその熱狂は中産階級にまで広がり、人々は自分がチューリ ップを買うのにどれだけの財をつぎ込んだのかを競い合うようになったのです。ちなみにある投機家はオランダにたった2個しかないという球根を、約1万5千坪の土地と交換したという記録もあります。

当時のオランダでは、証券取引所の近くにチューリップの定期市ができたり、チューリップ公証人といった公職ができたり、球根を玉ネギと間違えて食べた外国の船乗りが投獄されたりと、チューリップに熱狂したのです。 チューリップ・バブルもやがて崩壊に向かい、売買契約をめぐるトラブルも増えましたが、裁判所は「賭博で抱えた債務は債務ではない」として、介入を拒否しました。つまりチューリップ投機は、裁判所から「賭博」と見られるほど、投機性が高かったのです。

4.日本の不動産バブル

1980年代後半に起きた日本の不動産バブルは「金利の低下によって、多くの国民が現金で資産をもっていた頃、そこに手頃な投機商品(NTT株や不動産)があった」ことが原因で起こったバブルです。 銀行が無尽蔵に融資してくれる金で、日本人は熱狂して株や土地を買いあさりました。NTT株はわずか2ヵ月で「1 万円→317万円」まで上がり、日経平均株価は1985年の1万3000円台から、1989年末には3万8915円を記録し、地価総額はアメリカの3倍である2470兆円にまで達しました。
しかしバブルが崩壊すると、NTT株は30万円弱、日経平均株価が1万8000円台、時価総額が870兆円まで下落しまいた。

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