ブルーオーシャン戦略|4つのアクション・マトリックス

ブルーオーシャン戦略 経営
「ブルーオーシャン戦略って何? どうやったらブルーオーシャンを目指せるの? ブルーオーシャンってなんか意識高い系が使ってそうなよくわかない言葉だな…」

こういった疑問に、MBA大学院生の筆者が解説します。

結論

ブルーオーシャン戦略とはライバルなき新市場「ブルーオーシャン」で戦うにはどうすればよいかという経営戦略です。詳しくは本記事にて解説します。

本記事の内容

ブルーオーシャン戦略とは

ブルーオーシャンとはINSEAD教授W・チャン・キム/レネ・モボルニュが提唱した、ライバルなき新市場「ブルーオーシャン」で戦うにはどうすればよいかという経営戦略です。反対に、限られた餌の小魚(顧客)を多数のサメ(企業)が食いあい真っ赤な血に染まる海に例えて、「レッドオーシャン」と呼んでいます。

「ブルーオーシャン戦略」では一般的な戦略キャンバスから4つのアクションを考え、新たな戦略キャンバスを創造する手法をとります

戦略キャンバス

戦略キャンバス

戦略キャンバスとは横軸に顧客視点の競争要因縦軸にサービスのレベルをとります。
理髪店の場合は「価格」、「予約担当」、「各種サービス(シャンプーやトリートメント)」、「衛生」、「待ち時間」、「カット時間」が他社との競争要因になります。そして、縦軸がそれぞれの競争要因のレベルとなります。

このグラフを見ると「待ち時間短縮」と「ヘアカット時間短縮」のレベルが低いことがわかります。
実際に男性の3割は理髪店の拘束時間に不満を持っており、価格のレベルも高いと感じています。
この戦略キャンバスを見て、QBハウス創業者小西氏は「これはいける!」と思ったそうです。

ブルーオーシャン戦略はライバルの動向を調査せず、既存の業界全体を把握します。

4つのアクション

アクション・マトリックス

4つのアクションとは「1.現業界で常識となっている要因のうち何を取り除くか」、「2.業界標準と比べ、思い切り減らすべき要因は何か」、「3.業界標準と比べ、大胆に増やすべき要因は何か」、「4.現業界でこれまでに提供されていない、新たに作りだすべきものは何か」を考えます。

1.現業界で常識となっている要因のうち何を取り除くか

QBハウスの場合は予約担当者と水回りの工事を取り除きました。
これにより、人件費と工事費や水道代がカットできます。

2.現業界でこれまでに提供されていない、新たに作りだすべきものは何か

水回りの工事を取り除いた為、切った髪の毛を取る「エアウォッシャーシステム」を導入しました。

3.業界標準と比べ、思い切り減らすべき要因は何か

QBハウスは各種サービス(シャンプーやトリートメント)を無くしました。
また人件費、工事費、水道代、消耗品(シャンプーやトリートメント)を無くす事で価格のレベルを下げました。

4.業界標準と比べ、大胆に増やすべき要因は何か

QBハウスは「エアウォッシャーシステム」を導入により「衛生」レベルを上げました、また各種サービス(シャンプーやトリートメント)を減らすことで回転率が高くなり、「待ち時間短縮」、「ヘアカット時間短縮」のレベルを増やしました。

新しい戦略キャンバス(QBハウス)

新しい戦略キャンバス

表のように、QBハウスは一般的な理髪店とは真逆のサービスレベルにすることで「ブルーオーシャン」を獲得しました。

W・チャン・キム/レネ・モボルニュ一はレッドオーシャンを泳ぎ切った先にブルーオーシャンがあると言っています。一見レッドオーシャンの中にいても、顧客の不満を把握することで、ブルーオーシャンの芽になるようです。

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